2020/09/01 21:07

ある冬の日、私は南アイスランドの氷河湖の上で、夕陽に照らされて輝いている凍った葉を見つけた。周りを見渡しても木は見えず、私はそれまでアイスランドで森をほとんど見なかった事に気づいたのだ。すぐに私は森林や氷河の写真を撮り始め、過去にアイスランドでそれらがどのように形成され失われたかを調査し始めた。



1100年前にアイスランドに人類が定住し始めた頃、地面のほぼ40%が森林で覆われていたが、その後の森林破壊のために1%未満にまで急速に減少してしまう。植樹活動は100年前に始まったのだが、森林はアイスランドの大地の僅か2%にしか戻っていない。一方、アイスランドの氷河は現在年間100メートル減少しており、研究者は氷河が200年以内にアイスランドから完全に消えてしまうと予測している。



このプロジェクトでは多重露光を使用して、森林と氷河の微妙な関係を強調している。これら2つの異なる要素は、アイスランドの環境に大きな影響を与えている。私はこの作品がアイスランドの気候変動危機だけでなく、それが地球環境にどのような影響を与えるのかを考えるきっかけになることを願っている。