2020/09/09 08:22

極北の地バフィン島。島の大半が北極圏に位置する極寒の地である。

自分達以外に生命の存在を感じない。月明かりに照らされた無機質な岩と氷だけの世界。

綺麗とか美しいとか、単なる絶景に見惚れる様な感覚ではなく、

そこに漂う空気感に圧倒された。


そんな中でカメラを構えていると、自分がほんの少し「死」に近い所にいる様に思えた。

しかし、不思議な高揚感に包まれていることに気づいた。

それは、死を意識した事で生を強烈に感じていたからであろう。


今も時々、あの静寂を思い出す。